有料ホームページを無料で運用!収益化して維持費をカバーする方法
- ショウゴ オオタ

- 6月25日
- 読了時間: 14分
企業や個人事業主のお客様のサイトを制作する中で、Webサイトやホームページの制作・運用に関するお悩みについて、数多く伺ってきました。特に、「高額なサイト制作費に加え、管理、運用、更新などの維持費もかかる」ため、ホームページを作りたくても作れない、あるいは更新したくてもなかなか更新できないといった声は少なくありません。
そんなお悩みを解決するために、今回は「有料ホームページを無料で運用する方法!」について詳しくご説明いたします。

Wixプラットフォームで制作したWebサイトやホームページでブログを更新し、Google AdSenseからの収益や、Amazonアソシエイトを利用してブログから収益を上げることができます。これにより、Webサイトやホームページにかかる費用を大幅に抑えることが可能です。
さらに、良質なブログ記事を継続的に書くことで、新たな収益源(毎月千円〜数万円)を確保したり、あなたのWebサイトに多くのお客様を呼び込むことも夢ではありません。
目次
1-1. Google AdSenseとは?
1-3. Amazonアソシエイトとは?
1-4. Amazonアソシエイト審査通過の条件
2. デメリットと向き合う
3-1. Wixプラットフォームの魅力
3-2. Wixアプリで記事作成・公開も手軽に
3-3. WixとWordPressの比較
4.まとめ
1. 有料ホームページを無料で運用する!

「無料でホームページを制作できるプラットフォーム」は数多く存在しますが、ビジネス利用には不向きで、デメリットがあることをご存知でしょうか?
無料ホームページが不向きな理由
機能やデザインの自由度が低い
独自ドメインを取得できない
制作したプラットフォームのロゴが強制的に表示される
など、これらの制約は、本格的にビジネスでWebサイトを活用したい場合には大きな足かせとなります。特に、独自ドメインを取得していない場合、将来的に有料版に切り替えたり、新しくホームページを作り直したりする際に、それまでに積み上げてきたSEO評価(サイトパワー)がリセットされてしまい、これまでの努力が水の泡になるリスクがあります。
今回ご紹介する方法なら、有料の様々な機能を利用しつつ、サーバー代、ドメイン代、そして管理・更新の費用を実質無料で運用できるメリットがあります。
もちろん、いくつかのデメリットも存在しますが、それらをマイナスと捉えるか、ビジネスを成長させるための投資と捉えるかは、この記事をご覧の方次第です。ぜひ最後までご覧ください。
まず、ホームページから収益を得る主な方法は以下の通りです。
ECサイトを構築して商品を販売する
ホームページで集客し、サービスを提供する
Google AdSenseで広告収益を得る
Amazonアソシエイトでアフィリエイト収益を得る
これらの全てにおいて、「ホームページで集客する」ことが不可欠です。しかし、検索順位が低い状態では、ホームページからの集客は非常に困難であり、毎月のアクセス数は多くて数百件、少ないと数十件程度に留まってしまいます。
今回ご紹介する方法を実践すれば、アクセス数が爆発的に伸び、数千〜数万のアクセスを獲得することも可能です。これにより、上記の1〜4の項目全てにおいて収益を伸ばすことができるでしょう。
ホームページのデザインや機能の作り込みも重要ですが、「良質なブログ記事を継続的に書くこと」が成功の鍵となります。
まずはブログ記事を充実させ、Google AdSenseとAmazonアソシエイトの収益でホームページに必要な費用を相殺し、実質無料でホームページを運用することを目指しましょう。
1-1. Google AdSenseとは?
Google AdSense(グーグルアドセンス)とは、Googleが提供するコンテンツ連動型広告配信サービスです。ご自身のWebサイトやブログに広告を掲載し、訪問者が広告をクリックすることで収益を得ることができます。
Google AdSenseの仕組み
広告コードの設置: Webサイトやブログの運営者は、Google AdSenseの広告コードをサイトに設置します。
広告の自動表示: 訪問者がサイトを訪れると、Googleのシステムがサイトの内容や訪問者の興味関心に基づいて、関連性の高い広告を自動的に表示します。
収益発生: 訪問者が表示された広告をクリックすると、サイト運営者に収益が発生します。
Google AdSenseのメリット
収益化の実現: ご自身のWebサイトやブログを収益化することができます。
簡単導入: 広告コードを設置するだけで、簡単に始めることが可能です。
高い関連性: サイトの内容や訪問者の興味に合わせた広告が表示されるため、クリック率が高まる可能性があります。
多様な広告形式: テキスト広告、画像広告、動画広告など、様々な形式の広告を表示できます。
YouTubeとの連携: YouTubeチャンネルを開設し、AdSenseアカウントと連携することで、動画コンテンツからも収益を得ることができます(これが一般的に「YouTube収益」と呼ばれています)。
Google AdSenseの注意点
審査の合格: Google AdSenseを利用するには、Googleによる厳正な審査に合格する必要があります。
規約遵守の徹底: Google AdSenseの利用規約を遵守することが必須です。違反するとアカウント停止などの措置が取られる可能性があります。
クリック単価の変動: 広告のクリック単価は、広告の種類やサイトの内容、訪問者の属性などによって変動します。
Google AdSenseは、クリック報酬型広告であるため、Webサイトやブログ初心者でも比較的簡単に収益化を始めることができる点が大きな魅力です。
Google AdSenseに関するより詳細な情報は、Google AdSenseの公式ヘルプページや公式ブログで確認できます。
1-2. Google AdSense審査通過の条件
Google AdSenseの審査を通過するためには、以下の条件を満たすことが重要です。
オリジナリティのある質の高いコンテンツ: ユーザーにとって価値のある、独自のコンテンツを十分に掲載していることが求められます。コピーコンテンツや内容の薄い記事では審査に通りません。
十分なコンテンツ量: 記事の数や文字数など、ある程度のコンテンツ量がサイトに存在している必要があります。具体的な基準は明示されていませんが、一般的には10記事以上、各記事1000文字以上が目安とされています。
ユーザーにとって使いやすいサイト構造: ナビゲーションが分かりやすく、ユーザーが目的の情報にたどり着きやすいサイトであることが重要です。
Google AdSenseのプログラムポリシー遵守: 著作権侵害、アダルトコンテンツ、暴力的な内容、ギャンブルなど、ポリシーに違反するコンテンツがないかを確認しましょう。
プライバシーポリシーの設置: 訪問者の個人情報保護に関するプライバシーポリシーが明確に記載されている必要があります。
連絡先の明記: サイト運営者の連絡先(メールアドレスなど)が分かりやすい場所に記載されていると良いでしょう。
サイトの開設期間とアクセス数: 開設して間もないサイトや、アクセス数が極端に少ないサイトは審査に通りにくい傾向があります。ある程度の期間運用し、アクセスがある程度見込めるようになってから申請することをおすすめします。
これらの条件を満たすことで、審査通過の可能性が高まります。
1-3. Amazonアソシエイトとは?
Amazonアソシエイトとは、Amazonの商品やサービスを紹介し、その紹介リンクからの購入や登録によって紹介料を得るアフィリエイトプログラムのことです。
Amazonアソシエイトの仕組み
プログラムへの登録: Amazonアソシエイト・プログラムに登録します。個人・法人問わず参加可能です。
紹介リンクの作成: 紹介したいAmazonの商品やサービスの専用リンクを作成します。
商品・サービスの紹介: ブログやSNSなどで、作成したリンクを掲載し、商品やサービスを魅力的に紹介します。
報酬の発生: 読者があなたの紹介リンクを通じて商品を購入したり、特定のサービスに登録したりすると、紹介料として報酬が発生します。
Amazonアソシエイトの特徴
豊富な商品数: Amazonには数百万点もの商品があるため、紹介する商品を選ぶ幅が非常に広いです。
高い知名度: Amazonは世界的に知名度が高く、多くの人が利用しているため、アフィリエイトリンクをクリックしてもらいやすい傾向にあります。
購入ハードルの低さ: Amazonに登録済みのユーザーが多いため、リンク経由で商品を購入する際の心理的なハードルが低いと言えます。
収益化のしやすさ: 初心者でも比較的始めやすく、収益化を目指しやすいプログラムです。
Amazonアソシエイトの注意点
規約の厳守: Amazonアソシエイト・プログラムの規約をよく読み、厳守する必要があります。
自己購入の禁止: 自分の紹介リンクを通じて、自分自身が商品を購入することは固く禁止されています。
虚偽表示の禁止: 誤解を招くような表示や、事実と異なる不当な表示は禁止されています。
Amazonアソシエイトは、ブログを収益化したい人にとって、非常に有力な手段の一つです。このプログラムを効果的に活用することで、ホームページからの収益をさらに伸ばすことができるでしょう。
1-4. Amazonアソシエイト審査通過の条件
Amazonアソシエイトの審査は比較的緩いと言われますが、以下の点に注意が必要です。
最低3記事以上の公開: 申請時に最低3記事が公開されていることが望ましいです。記事の内容はAmazonの商品と関連がなくても問題ありません。
90日以内に3回以上の売上: 審査期間中に、アソシエイトリンクを経由して3回以上商品が購入される必要があります(購入金額は問わない)。これが最も重要な条件です。
プログラムポリシーの遵守: アダルトコンテンツ、暴力的な内容、違法なコンテンツなど、Amazonのプログラムポリシーに違反するサイトは審査に通りません。
サイトが適切に機能していること: 不完全なサイトや、エラーが多いサイトは審査に通りません。
適切な情報開示: 読者に対して、アフィリエイトリンクが含まれていることを明示する必要があります。
特に、「90日以内に3回以上の売上」という点が特徴的です。サイトにアクセスを集め、商品が購入される仕組みを構築した上で申請することが成功の鍵となります。
2. デメリットと向き合う

「有料ホームページを無料で運用する!」というメリットの裏には、いくつか向き合うべきデメリットも存在します。
サイト立ち上げ時は検索上位に上がりにくい: 新しいWebサイトは、Googleなどの検索エンジンに認識されるまでに時間がかかります。そのため、公開直後は検索上位に表示されにくく、アクセス数が少ない状態が続きます。すぐに成果が出るものではないことを理解し、継続的な努力が必要です。
良質なブログ記事を制作し続ける必要がある: Google AdSenseやAmazonアソシエイトで収益を得るためには、ユーザーにとって価値のある「良質なブログ記事」を継続的に制作し続けることが不可欠です。キーワード選定、SEO対策、読みやすい文章構成、専門性の高い情報提供など、多くの要素が求められます。これは時間と労力を要する作業であり、継続する強い意志が求められます。
収益化までには時間と労力がかかる: Webサイトを公開してすぐに大きな収益が得られるわけではありません。特に立ち上げ初期は、アクセス数も収益も伸び悩む期間があります。継続的なコンテンツ制作と改善を続けることで、徐々に収益が安定していくことを理解しておく必要があります。
競合サイトとの差別化: インターネット上には多くのWebサイトやブログが存在します。その中で自身のサイトが選ばれるためには、独自の視点や専門性を打ち出し、競合との差別化を図る必要があります。
これらのデメリットは、決して乗り越えられない壁ではありません。地道な努力と正しい知識を持って取り組むことで、十分克服可能です。デメリットを理解し、前向きに取り組むことが成功への第一歩となります。
3. なぜWixでホームページを作るべきなのか?

ホームページを制作するプラットフォームは多種多様ですが、BIZSUP(ビズサポ)では「Wixプラットフォーム」を強く推奨しています。
3-1. Wixプラットフォームの魅力
Wixプラットフォームを推奨する主な理由は以下の通りです。
ノーコードで直感的な操作性: 従来、Webサイトやホームページの制作には、プログラミングコードと呼ばれる専門的な知識が必要でした。しかし、Wixは「ノーコード」と呼ばれるWeb制作ツールであり、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で誰でも簡単にWebサイトやホームページを制作できます。そのため、レイアウトの変更やブログの更新も容易で、Webサイト運営初心者の方でも安心して運用が行えます。
サーバー・ドメイン管理がプランに組み込まれている: Wixの場合、サーバー費用は有料プランに組み込まれているため、別途サーバーを契約する手間や費用が必要ありません。また、独自ドメインの取得・管理もWix内で完結できるため、非常にシンプルです。
アクセス解析のしやすさ: Wixにはアクセス解析ツールが標準搭載されており、サイトへの訪問者数やページビュー数などを簡単に確認できます。Google Analyticsとの連携も可能ですので、より詳細なデータ分析も行えます。これにより、ブログ記事の効果測定や改善点を把握しやすくなります。
ECサイトの簡単構築: ECサイト(オンラインストア)の構築も、プラグインやWix Storesの機能を使って簡単に行うことができます。商品を販売したい企業や個人事業主様にとって、大きなメリットです。決済システムも多様な選択肢から選べます。
高いセキュリティ: WixはAmazonと同じサーバーを使用しており、世界最高クラスのセキュリティを誇ります。近年では、その信頼性の高さから、大手企業もWixプラットフォームを活用するケースが増えています。大切なビジネス情報を守る上で、セキュリティの高さは非常に重要な要素です。
豊富なテンプレートとデザイン性: Wixにはプロフェッショナルがデザインした豊富なテンプレートが用意されており、美しいサイトを簡単に作成できます。また、自由にカスタマイズできるため、オリジナリティのあるデザインを実現できます。
モバイルフレンドリー対応: Wixで作成されたサイトは、自動的にスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスに最適化されます。現在のWebアクセスはモバイルからの比率が高いため、モバイルフレンドリーであることはSEOの観点からも非常に重要です。
3-2. Wixアプリで記事作成・公開も手軽に
Wixには公式のモバイルアプリがあり、このアプリを使うことで、パソコンがなくてもスマートフォンやタブレットからブログ記事の作成、編集、公開を行うことができます。移動中や外出先でも手軽に記事を更新できるため、ブログの継続性を高める上で非常に便利です。写真のアップロードや基本的なテキスト編集もアプリから行えるため、場所を選ばずにコンテンツ制作を進められます。
3-3. WixとWordPressの比較

△2025年6月時点でのWixStudioの料金表
1年間(12ヶ月)の年払いした場合の料金です。最長3年間(36ヶ月)払いですと、2500円プランは1800円となります。
Webサイト制作ツールとしてWordPressがよく知られていますが、ご自身で管理するにはWixよりも専門的な知識が必要です。WordPressで制作されたホームページの管理・運用を専門会社に委託した場合、管理、運用、更新を行う度に費用が発生したり、月額契約で5,000円〜50,000円程度の維持費が必要になるケースも少なくありません。
その点、Wixであればご自身で運用できるため、ひと月あたり1,000円〜2,500円程度の費用で済むことがほとんどです。この程度の費用であれば、Google AdSenseやAmazonアソシエイトで得られる収益だけで、ホームページの費用を十分に賄うことが可能になります。
BIZSUP(ビズサポ)が制作するWebサイトやホームページは、お客様ご自身で管理、運用、更新が行えるよう設計しておりますので、制作の初期費用のみで運用を開始できます。もちろん、管理、運用、更新が難しいと感じる方のために、BIZSUP(ビズサポ)が代行してWebサイトの運用を行うサービスもご提供させていただいておりますので、ご安心ください。
4. まとめ

今回の記事では、「有料ホームページを無料で運用する!」というテーマで、Wixプラットフォームを活用したWebサイトの収益化について解説しました。
Wixでホームページを制作し、Google AdSenseやAmazonアソシエイトを活用してブログを運営することで、ホームページの維持費を相殺し、実質無料でビジネスのオンラインプレゼンスを強化することが可能です。
たしかに、サイト立ち上げ当初は検索上位に上がりにくかったり、良質なブログ記事を継続的に書く労力が必要だったりといったデメリットもあります。
しかし、これらはWebサイト運営における共通の課題であり、地道な努力と適切なSEO対策、そして何よりも「ユーザーにとって価値のある情報提供」を続けることで、必ず乗り越えることができます。
Webサイトは、ただ存在するだけでは意味がありません。継続的に良質な情報発信を行い、顧客に価値を提供することで、集客力も収益力も向上します。
BIZSUP(ビズサポ)では、お客様のビジネスに最適なWebサイト制作から、その後の運用サポートまで、一貫してご支援いたします。
ホームページの費用でお悩みの方、Webサイトからの収益化を目指したい方は、ぜひ一度BIZSUP(ビズサポ)にご相談ください。あなたのビジネスの成長を強力にサポートいたします。


