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ホームページに動画を掲載していないと、なぜ損をするのか?

  • 執筆者の写真: ショウゴ オオタ
    ショウゴ オオタ
  • 6月24日
  • 読了時間: 9分

あなたのホームページ、動画は掲載されていますか?もし「No」と答えたなら、それは大きな機会損失かもしれません。今回は、「ホームページに動画を掲載していないと、なぜ損をするのか?」というテーマで、その理由と動画活用のメリット、そして気になる制作費用までを徹底解説します。

ホームページに動画を掲載しよう

目次







1. なぜホームページに動画を掲載した方がいいのか?

ホームページ制作

冒頭でも述べましたが、ホームページに動画を掲載する最大のメリットは、セッション時間(滞在時間)が上がる可能性があるからです。


動画はテキストや画像だけでは伝えきれない情報量と魅力を持ち、訪問者の興味を引きつけ、サイト内での滞在時間を大幅に延ばす効果があります。



1-1. ホームページのセッション時間(滞在時間)が上がるメリット

グラフ

ホームページのセッション時間が延びることで、以下のような多岐にわたるメリットが期待できます。中でも特に注目すべきは、SEO評価の向上です。


Googleなどの検索エンジンは、ユーザーがサイトにアクセスした後、すぐに離脱せず長く滞在するサイトを高く評価します。


これは「ユーザーにとって有益な情報が提供されている」と判断されるためです。

滞在時間は、検索順位を決定する重要な要素の一つである「ユーザーエクスペリエンス(UX)」の指標として見られています。 滞在時間が長いと、直帰率の低下にも繋がり、SEOに好影響を与えます。結果として、検索順位が上がり、PV数(ページビュー数)の向上にも繋がるのです。



1-2. PV数(ページビュー数)が増えるメリット

PV数(ページビュー数)が増えるメリット

そもそも、ホームページは多くの人に見てもらえなければ、せっかく制作した意味がありません。

正直なところ、費用が無駄になってしまう可能性さえあります。



PV数が増えることで、以下のようなメリットが生まれます。

  • 認知度向上とブランド力強化:

    より多くの人々にサイトが見られることで、企業名、商品、サービスの認知度が向上します。サイトの露出が増えることで、ブランドの信頼性や権威性が高まり、ブランドイメージが強化されます。


  • リード獲得・売上向上:

    訪問者数が増えれば、商品購入、資料請求、問い合わせ、会員登録など、サイトの目的に応じたコンバージョン(成果)に繋がる可能性が高まります。特にECサイトでは、PV数が多いほど売上増加に直結しやすくなります。


  • 広告収益の増加:

    アフィリエイト広告やクリック型広告(Google AdSenseなど)を掲載している場合、PV数が多いほど広告の表示回数やクリック数が増え、収益が増加します。


  • SEO評価の向上:

    Googleなどの検索エンジンは、ユーザーにとって価値のあるサイトを高く評価します。PV数が多いということは、それだけ多くのユーザーに求められているコンテンツであると判断される傾向があり、検索ランキング向上に良い影響を与える可能性があります。滞在時間や回遊率といった他の要素と合わせて、サイト全体の評価を高めます。


  • データ収集と改善点の発見:

    PV数が増えることで、Google Analyticsなどの分析ツールを通じて、どのようなコンテンツが人気があるのか、ユーザーはどこから訪れ、どのような行動をとっているのか、といった詳細なデータをより多く収集できます。これらのデータは、サイトの改善点や新たなコンテンツ企画のヒントとなり、今後の戦略立案に役立ちます。


  • 社会的な影響力・影響範囲の拡大:

    情報発信を目的としたブログやメディアサイトの場合、PV数が増えることで、発信した情報がより多くの人々に届き、社会的な影響力を持つことができます。特定の分野におけるオピニオンリーダーとしての地位を確立しやすくなります。


  • リクルート(採用)への好影響:

    企業サイトの場合、PV数が多いことで、より多くの潜在的な応募者の目に触れる機会が増え、採用活動が有利に進む可能性があります。



大手企業がサイトの検索順位を上げるために戦略的に動画を制作・掲載していることからも、その効果の高さがうかがえます。ぜひ、様々な企業のホームページを確認してみてください。



2. 掲載するべき動画は?

動画撮影

ホームページに動画を掲載するといっても、ただ動画を載せれば良いというものではありません。


適切な場所へ適切な内容の動画を掲載することが、視聴に繋がる鍵となります。


  • トップページ:

    サービス全体像や、会社の世界観、ブランドイメージが分かる動画が適しています。訪問者の興味を一瞬で引きつけ、サイトへの期待感を高めます。


  • 採用ページ:

    社員の仕事風景、インタビュー動画、一日のルーティンなどを通して、職場のリアルな雰囲気や社員の魅力を伝えることで、求職者の共感を呼びます。


  • 会社概要:

    社長のメッセージや、企業の歴史、事業にかける想いを語るインタビュー動画は、会社の信頼性や人間味を伝え、ブランドへの親近感を深めます。


  • 商品ページ:

    商品の使用方法を分かりやすく解説する動画や、実際に使用しているシーンをレビューする動画は、購入を検討しているユーザーの疑問を解消し、購買意欲を高めます。



このように、各ページの役割とユーザーのニーズに合わせて動画を最適化することが、効果を最大化する秘訣です。



3. 動画制作にかかる費用

動画制作費

動画制作にかかる費用は、動画の種類、長さ、品質、依頼先(制作会社、フリーランスなど)、撮影規模など、様々な要素によって大きく変動します。ここでは、一般的な費用とその内訳、そして相場感についてまとめていきます。



3-1. 動画制作費用の相場(動画の種類別)

動画制作費用の相場(動画の種類別)

動画の種類によって、求められるクオリティや工程が異なるため、費用も大きく変わります。



  • YouTubeチャンネル用動画(編集のみ)

    数千円〜10万円程度/本 (簡易的なテロップやカット編集)

  • YouTubeチャンネル用動画(企画・撮影・編集込み): 5万円〜50万円/本

  • SNS投稿用の動画(短尺): 1万円〜50万円

  • 商品・サービス紹介動画: 30万円〜150万円

  • 会社紹介・事業紹介動画: 40万円〜200万円

  • 採用動画: 30万円〜200万円

  • インタビュー動画・お客様の声: 30万円〜150万円

  • マニュアル・How To動画: 20万円〜80万円

  • イベント・セミナー動画: 10万円〜100万円

  • WebCM: 30万円〜150万円

  • テレビCM: 150万円〜1,000万円以上

  • ブランディング動画: 200万円〜1,000万円


全体的な相場としては、1本あたり30万円〜200万円程度が一般的とされています。



3-2. 動画制作費用の内訳

動画制作費用の内訳

動画制作費用は、主に以下の3つの工程と、その他の諸経費で構成されます。


(1) 企画費(相場:10万円〜50万円) 動画の骨格となる部分で、費用を左右する重要な工程です。

  • プロデューサー費: プロジェクト全体の管理・進行、予算管理など。

  • ディレクション費: 企画・構成の立案、台本・絵コンテ作成、撮影現場の指揮など。

  • 構成・台本作成費: 動画のシナリオ、セリフ、ナレーション原稿の作成。

  • 企画会議費: 打ち合わせの回数や参加者の人件費。


(2) 撮影費(相場:5万円〜100万円以上) 実写動画の場合にかかる費用で、規模によって大きく変動します。

  • カメラマン費: 撮影日数、スキルによって変動。

  • 撮影機材費: カメラ、照明、マイク、ドローンなどのレンタル料。

  • ロケハン費: 撮影場所の下見・調査。

  • スタジオ使用料: スタジオを借りる場合の費用。

  • キャスティング費: 出演者(俳優、タレント、エキストラ)の出演料。

  • ヘアメイク・スタイリスト費: 出演者の準備費用。

  • 小道具・美術費: 撮影に必要な物品の準備費用。

  • 移動費・交通費・宿泊費: 遠方での撮影や複数日にわたる場合の費用。

  • 音声費: 音声収録専門のスタッフの人件費や機材費。


(3) 編集費(相場:5万円〜50万円) 撮影した素材を加工し、動画として仕上げる工程です。

  • 動画編集費: カット編集、テロップ挿入、トランジション(切り替え効果)など。

  • グラフィック・CG費: インフォグラフィック、アニメーション、3Dグラフィックなどの制作。

  • ナレーション費: プロのナレーターを起用する場合の費用。

  • 音響効果・BGM費: 効果音の追加、BGMの選定・使用料(著作権料含む)。

  • MA(マルチオーディオ)費: 映像と音声の最終調整。

  • CG費用: 3DCGなどを多用する場合、高額になる傾向があります。


(4) その他の諸経費・オプション費用

  • 素材購入費: フリー素材以外の写真、動画、イラスト、BGMなどの購入費用。

  • 翻訳・字幕制作費: 外国語対応が必要な場合。

  • ディレクターズカット費: 制作後に修正や追加要望があった場合の費用。

  • メディア出力費: DVD、Blu-rayなどでの納品が必要な場合。

  • 動画公開プラットフォーム使用料: Vimeo Proなど有料サービスを利用する場合。



3-3. 費用を抑えるポイント

費用を抑えるポイント

  • 企画を明確にする: 事前に目的や構成を固めておくと、手戻りが少なく費用を抑えられます。

  • 素材を自社で用意する: 撮影済みの写真や動画、用意できるロゴデータなどを提供することで、制作会社の手間が省けます。

  • シンプルな構成にする: 複雑なアニメーションやCG、多数の撮影場所を避けることでコスト削減に繋がります。

  • 動画の長さを短くする: 尺が短いほど、編集作業や撮影コストが抑えられます。

  • フリーランスに依頼する: 制作会社よりも費用を抑えられる場合がありますが、品質や進行管理には注意が必要です。

  • 複数社から見積もりを取る: 相見積もりをすることで、適正価格やサービス内容を比較検討できます。

  • 納期に余裕を持つ: 急ぎの案件は追加費用が発生しやすい傾向があります。



4. まとめ

まとめ

ホームページに動画を掲載することは、単なるトレンドではありません。ユーザーの滞在時間を延ばし、SEO評価を高め、最終的に企業の認知度向上や売上アップに直結する、非常に効果的なWeb戦略です。


動画制作には費用がかかりますが、それは決して無駄な出費ではなく、将来的なビジネスの成長を見据えた重要な「投資」であると言えます。目的を明確にし、適切な動画を制作・配置することで、その費用対効果を最大化できるでしょう。


もし動画制作について「詳しい料金が知りたい」「こんな動画を制作してほしい」といった具体的なご要望があれば、BIZ SUPへお問い合わせください。


BIZ SUPでは、お客様の課題や目的をしっかりとヒヤリングし、ご予算に応じて最適なご提案をさせていただきます。


 
 
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